ご無沙汰WHATS UP?
ご無沙汰過ぎますが・・・振り返ると濃すぎる日々が・・・
実はこのタイミングで引越しててネット環境からFALL BEHINDしてました。
9月23日、UMB GRANDCHAMPIONSHIP FINALにて・・・
日本一のMCが決定しました!
うおおおお!
会場の新宿ReNYは大入り満員、というか大入り過ぎちゃいましたが・・・
今年のテーマは地下格闘技のような熱気の大会と位置づけていて。
大会の最初のミーティングで、オリジナルUMB企画者のMEZA君からも「酸欠になりそうな会場で集団ごと巻き込まれる雰囲気が大事」と言われていて。
見事。闘う舞台としては最高峰のムードが会場を支配してくれました。
これがチャンピオン決定後にめちゃくちゃ楽しげな空気に変わったのもチャンプの人徳と言えるかも。結構この差を感じたのもオオッとなったポイントだったりします。
FULL PACKEDな会場。
OPENING ACTは・・・剣技衆かむゐ。
二人の侍の殺陣から大会スタート!
かむゐの島口さんは、以前杉作J太郎監督の男の墓場プロでご一緒していて。
大会のOPENINGのイメージを探っていたとき、ふと頭に浮かび。
それこそ8年ぶりくらいに電話したところ・・・
なんと、その瞬間に高田馬場にいるという!
即鎖に来て頂き、趣旨説明すると快く引き受けてくれました。これぞ縁。
そして、こういう連鎖反応があちこちで起きての大会になったと思う。
今大会、VJには中市くんと有村くんのチームにお願いしたんですが。
二人とも直前のULTRAでDJ EMMAさんの演出をしているという超多忙なタイミング。
つながりとしてはその前のDOMMUNEで風営法特番で中市くんがゲストでしゃべっていて。
その流れで大会イメージを伝えて手伝ってもらうことに。
有村くんはずっとDMCも手がけていて。僕は毎年お世話になっていましたが!
オリジナルUMBが戻ってくるなら是非手伝いたい!と熱く燃え上がってくれてました。
OPENINGから各ステージの演出まで・・・完璧でしたね!
MASTERがオンザマイクして・・・いよいよスタート!
どよめく会場!
ルール説明からジャッジの呼び込み。
ZEEBRA,AKLO,R-指定,KEN THE 390,漢a.k.a.GAMIが登場。
それぞれのジャッジのラップ観、フリースタイル観、そしてバトル観を遺憾なく発揮してくれました。そして、一筋縄ではいかないのがFINAL・・・
延長もかなり出ました。
ジャッジシステムにしてから延長は減るかな?と思ってましたが・・・
8小節4本のドラマ、簡単には終わらない!
ここでラウンドガールが登場してふわっと色気で会場を煽ってくれます!
SHIZUKAとHAKKAのお二人、最高!
いよいよ第1試合。
ブースには琥珀とコペロ。
BEAT GET SYSTEMを取り入れた、1試合目は
タイプライターステージ!
豪快に鳴り響くタイプライターによる新作ビート!
今大会から採用されたBEAT GET SYSTEMは何度も言うようにMCのための美味しい企画ではあるが、同時にビートメーカーが自分のビートをアピールする場所としても機能して欲しいと思っている。
MCが闘う舞台、ステージ、リングこそがビートであり、そのビートを勝ったMCがモノに出来る。だから、今大会は全試合ビートメーカーのステージ名にしている。
直前までファイナリストたちにはビートは聴かせず、試合のときに感じた一聴目の感覚でビートを乗りこなしてもらう。そのスキルも実は見せたかったこともある。
オリジナルビートをもたないGADOROのようなMCが勝ってビートを持って帰れば・・・彼のMCとしての次の物語も始まるのだ。
9月12日に開催されたビートグランプリともコラボして、王者OWLBEATSの日本一のビートも登場し、MC、ビートメーカーがどんどんモチベーションを上げてくれると嬉しい。
タイプライターのビートに乗って闘うのは・・・
ここで45秒の煽り動画が流れて登場するのは・・・
東京A代表
サイプレス上野!
後攻が・・・
中国・四国代表
FEIDA-WAN!
煽り動画はカメラマンダイキ、渡部貴士が作成した。
これまた、控えてるMCを試合に向けて煽る最後のステップでもある。
もちろん、そのステップを観客と共に会場が見届けて・・・試合開始なのだ!
うおおおおお!カンカンカン!
と、この勢いで大会まるごとレポートしていきたい!
ところですが!
まずはBSスカパー!で11月14日に放送されるので!
お楽しみに!
再放送もあるみたいです。
DVDは年末!出るよ!
もちろん・・・10月18日の9SARI STATIONではチャンピオンのトーク&ライブ、決勝の模様などをお届け!
そして、この日は・・・話題となった東京B予選も丸ごと放送します。
10月18日は9SARI STATIONで東京B予選をみましょう!
さて・・・・怒涛の試合が続き、ドラマがめくるめくなか。
こんなドラマや。
こんなドラマが・・・
続く中で!
優勝したのは・・・崇勲!
正直、下馬評で彼の優勝を予想していたのはかなり少人数だったと思う。
だが。
断言すると・・・あの日の崇勲に勝てるヤツはいないんじゃないか?
いや、当たり前だ。
日本一のMCなのだから!
1試合目のNONKEY戦こそ、キャラを発揮した内容で崇勲、やるな!って感触だったのが・・
2回戦のCIMA戦、DJ SKY-FISHが提供したBASS系の変則BEATの荒波を・・・見事なまでに乗りこなす崇勲に会場はどよめいた!
延長でCIMAのイケてるFLOWも炸裂するのだが・・・崇勲の身にまとうオーラがどんどん光を増していった。
準決勝のGADORO戦でのGADOROの猛攻もものともせずに切り返す様子は・・・途中、漢が冗談交じりに語った「フリースタイルの神」の存在がいよいよ具現化したのか?と誰もが思ったはずだ。
モラリストにしてリリシスト、その全ては相手とのやり取りを通してその場で生み出されていた。
決勝のJAG-ME戦。
JAG-MEの動じないスタイルもまた見事で、決勝まで駒を進める中で・・・会場の空気はこの忍者にも味方していた。
のだが・・・・
決勝はLIBRO STAGE。
そのドラマチックなビートが流れる中、最後にステージ中央に立ち、チャンピオンベルトを巻いたのが!
崇勲だったのである!
おめでとう!
崇勲の闘いぶりは会場にいた人なら誰もが納得の王者だったと思う。
もし、体験してないならば・・・放送をお楽しみに!
今回、大会MVPにはNIXONが年間サポートにつくことが決定してたんですが。
MVPも崇勲!ダブル!
D.OとMARIANのBACKSTAGE REPORTもあったよ~
チャンピオンはチャンプ音源の製作が義務づけられているんですが・・・
崇勲、なんと・・・すでにアルバムを完成させていた!
崇勲のアルバム、春日部鮫、11月4日発売!
すごい流れ・・・
大会前はこの男、逃走中でしたが・・・
逃げた先が・・・日本一だった!
アルバム、そしてその後の展開も含めてお楽しみに!
大会の最後には漢のスピーチ。
UMBは俺がはじめたから、俺が終わらせる。
ケジメとして、いま現在、日本一を決める大会UMBをやるなら、この形だ。
それを漢は見せた。
ただ、周りの混乱や動揺は、そもそも意図する所ではない。
そして、漢は過去にこだわる男でもない。
日本一を決める。
その覚悟は、それこそ例年通りにやってるだけでは絶対に獲得出来ない。
どこまで挑戦するのか?
中身の魂を失った器が、ブランド力だけで存在し続けるならば。
それは壊して、創造する。
ブランドが光り輝いたそもそもの理由は挑戦と創造だったからだ。
新しいステージを目指すにはヴィジョンが必要であり、思想が必要だ。
挑戦する気概と意志が必要だ。
それを持つことは出来るのか?
なぜそのルールで、なぜその規模で、なぜその判定方法で、なぜその料金設定で、なぜその告知方法で・・・そこに思想は、ヴィジョンはあるのか?
日本一の大会を作るなら、ば。
その頂点へのヴィジョンがなければいけない。
2015年9月23日。
UMBで日本一が決まった。
ただ、これは文字通り第一歩に過ぎない。
ここから強烈なバトルエンターテイメントがはじまる。
他のジャンルと言われている人々に、日本語を解する人々に、ビートのノリを楽しむ人々に、興奮を生きがいとする人々に、ベテランに、こどもたちに。
ドズンと乗っかったもんがちのHIPHOPが。
2016年シーズンは。
KING OF KINGS~MASTERS OF THE MICROPHONE~
本当に日本一の高みを目指すMCがチャレンジすべき舞台が・・・
やってくるぞ!
僕は9.23、指示出しなどもあってステージ真下で全試合を観戦。
のめり込んで写真も一枚も撮らずにMCたちの闘いを見届けた。途中、モニターの音量調整などでダッシュなんかもしたけど。
とにかく・・・面白かった~!
挑戦してくれたMCたち、関わってくれたアーティスト、スタッフの皆さん、協賛いただいた皆さん、会場につめ掛けてくれた観客のみなさん。
楽しんでもらえたなら最高です!
久しぶりに長い・・・けれど試合にはまだ触れられていない!
そこは改めて・・・
そして。
崇勲!
最初で最後のUMB王者、おめでとうございます!
うおおおお!
僕は・・・
引越!引越!さっさと引越!
がんばります~
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9.23 UMB GRANDCHAMPIONSHIP で日本一決定!!
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